新NISAのつみたて投資枠と成長投資枠の違いと使い分け
📅 2026年8月4日 公開
新NISAを始めようとすると、まず出てくるのが「つみたて投資枠」と「成長投資枠」という2つの枠です。名前は似ていますが、投資できる商品や年間の上限が異なります。ここでは両者の違いと、自分に合った使い分けの考え方を整理します。
2つの枠は「同時に使える」のが大きな特徴
以前の制度では、つみたてNISAと一般NISAはどちらか一方しか選べませんでした。新NISAでは、つみたて投資枠と成長投資枠を同じ年に併用できます。片方だけを使うことも、両方を組み合わせることも可能なため、まずは「選択ではなく併用できる」という前提を押さえておくと理解が進みます。
つみたて投資枠は長期の積立に向いた商品が中心
つみたて投資枠で買えるのは、金融庁が長期・積立・分散に適すると定めた基準を満たす投資信託などに限られます。信託報酬(運用にかかる手数料)が低く抑えられた商品が中心で、毎月一定額を自動で買い付ける積立設定と相性が良い枠です。投資の経験が浅い方が最初に使う枠として選ばれることが多くなっています。
成長投資枠は選べる商品の幅が広い
成長投資枠では、投資信託に加えて上場株式やETFなど、より幅広い商品を購入できます。個別株に投資したい方や、つみたて投資枠の対象外のファンドを買いたい方に向いた枠です。ただし選択肢が多い分、商品の中身やリスクを自分で判断する必要があり、値動きの大きい商品を選べば損失も大きくなり得る点には注意が必要です。
非課税保有限度額は2つの枠で共通して管理される
新NISAでは生涯にわたって非課税で保有できる金額の上限が定められており、この限度額はつみたて投資枠と成長投資枠を合算して管理されます。また、限度額のうち成長投資枠で使える部分には上限が設けられています。年間の投資枠は毎年リセットされますが、生涯の限度額は積み上がっていくため、長期の計画を意識しておくと安心です。
迷ったらつみたて投資枠から始めるのが分かりやすい
どちらを使うか迷う場合は、まずつみたて投資枠で毎月の積立を設定し、慣れてきたら成長投資枠を検討するという順序が分かりやすい進め方です。積立の設定にクレジットカードを使えるネット証券もあり、投資額に応じてポイントが貯まる場合があります。付与率や上限は証券会社やカードによって異なるため、事前に条件を確認しておきましょう。
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