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ふるさと納税の12月駆け込み|カード払いの年内扱いとポイントの注意点

ふるさと納税は年内に寄付が完了した分が今年の控除対象になります。12月は駆け込みの寄付が集中する時期ですが、カード払いの「年内扱い」の基準や、ポイントが付く条件を知らないまま進めると、控除もポイントも取りこぼしかねません。ここでは年末に確認しておきたい点をまとめます。

年内扱いになるのは「決済が完了した日」が基本

ふるさと納税の控除対象になる年は、自治体が寄付を受領した日で判定されます。クレジットカード払いの場合は、カード決済が完了した日を受領日として扱う自治体が多く、引き落とし日ではありません。多くのポータルサイトでは12月31日の決済完了分まで年内扱いとして案内していますが、自治体によっては年末の受付を早めに締め切ることがあります。銀行振込や払込票の場合は入金の確認日が基準になるため、年末年始の金融機関の休業をはさむと翌年扱いになりやすい点にも注意が必要です。どうしても年内に入れたい寄付は、余裕をもってカード決済で済ませ、決済完了のメールを保存しておくと安心です。詳細は利用するサイトと自治体の案内で確認してください。

どのカードで払うと得か:カードのポイントが主役

ポータルサイトが寄付に応じて独自ポイントを付ける仕組みは、総務省の基準改正で禁止されました。そのため現在、ふるさと納税で受け取れる上乗せは、カード会社が付与するポイントが中心です。基本の考え方は、普段の買い物と同じで、還元率の高いメインカードで払うことです。たとえば楽天カードは基本還元率1.0%で、楽天ふるさと納税は楽天市場の仕組みの上にあるため、楽天市場向けのポイント倍率の対象になる場合があります(※対象や上限などの条件は公式サイトで確認してください)。三井住友カード(NL)の基本還元率は0.5%なので、寄付額が大きい人ほどカード選びの差が出ます。特別なカードを新しく作る必要はなく、手持ちのカードの中で普段使いの1枚を選べば十分です。

ポイントが付かないケースと名義の落とし穴

カードのポイントは寄付額に対して通常の買い物と同じように付くのが基本ですが、例外があります。カードによっては税金や公共料金と同じ扱いでポイント付与率が下がる場合があり、キャンペーンの倍率には上限が設けられていることもあります。また、寄付者と決済に使うカードの名義は同一にするのが原則です。控除を受けるのは寄付者本人なので、配偶者名義のカードで支払うと、寄付者が誰なのか自治体側で判定できず控除の手続きに支障が出るおそれがあります。家族カードは本会員の口座から引き落とされるため、この点は特に注意が必要です。寄付を申し込む画面で寄付者名とカード名義が一致しているかを確認してから決済に進みましょう。

控除上限は12月にしか確定しない

ふるさと納税で自己負担2,000円に収まる寄付額の上限は、その年の収入と家族構成、他の控除の有無で決まります。ボーナスの変動や年末調整の内容で最終的な金額が動くため、上限が見えてくるのは12月の給与明細や源泉徴収票の見込みが出るころです。駆け込みで一気に寄付する場合は、ポータルサイトの上限額シミュレーションに今年の収入見込みを入れて確認し、少し余裕を残した額にとどめるのが安全です。上限を超えた分は控除されず、そのまま自己負担になります。住宅ローン控除や医療費控除を受ける人は上限額が変わることがあるので、その点も含めて試算してください。上限は年ごとに見直すものと考えておくとよいでしょう。

ワンストップ特例の申請期限は翌年1月10日

確定申告をしない給与所得者で、寄付先が5自治体以内であれば、ワンストップ特例制度を使って確定申告なしで控除を受けられます。申請書は寄付した翌年の1月10日までに各自治体へ届いている必要があり、郵送の場合は年末年始の配達日数を見込んで早めに送ることが大切です。オンライン申請に対応する自治体も増えているため、12月の寄付はオンライン申請を使うと期限に間に合わせやすくなります。なお、医療費控除などで確定申告をする人は、ワンストップ特例の申請をしていても無効になり、確定申告で寄付金控除をまとめて申告する必要があります。期限に間に合わなかった場合も、確定申告をすれば控除は受けられます。制度の詳細は総務省や自治体の案内で確認してください。

明細と受領証明書で寄付を管理する

12月に複数の自治体へ寄付すると、どこにいくら寄付したのか分からなくなりがちです。カードの利用明細には自治体名やポータルサイト名で計上されるので、明細を見れば寄付の合計額と件数を確認できます。ただし控除の手続きに使うのは、自治体から届く寄附金受領証明書や、ポータルサイトが発行する年間のまとめの証明書です。カード明細は証明書の代わりにはならないので、届いた書類は申告まで保管しておきましょう。筆者は寄付のたびに明細にメモを付け、証明書が届いたら明細と突き合わせています。年末の駆け込みでは、決済完了メール・明細・証明書の3点がそろっているかを年明けに確認する習慣をつけると、申告漏れを防げます。

よくある質問

Q. 12月31日にカードで寄付しても年内の扱いになりますか?

A. カード決済が完了した日を受領日として扱う自治体が多く、多くのポータルサイトは12月31日の決済完了分まで年内扱いとして案内しています。ただし自治体によって年末の受付を早めに締め切る場合があるため、利用するサイトと自治体の案内で確認し、余裕をもって決済を済ませてください。

Q. ふるさと納税の寄付でもカードのポイントは付きますか?

A. カード会社のポイントは通常の買い物と同様に付くのが基本です。ただしカードによっては付与率が下がる扱いになる場合や、キャンペーン倍率に上限が設けられている場合があります。ポータルサイト独自のポイント付与は禁止されているため、どのカードで払うかがポイントの差になります。

Q. ワンストップ特例の申請書が1月10日に間に合わなかったらどうなりますか?

A. 期限に間に合わなかった場合でも、確定申告で寄付金控除を申告すれば控除は受けられます。医療費控除などで確定申告をする人は、ワンストップ特例の申請自体が無効になるため、最初から確定申告でまとめて申告する必要があります。

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