三菱UFJカード・NICOSカードの海外事務手数料 2026年11月改定の変更点まとめ|Visa・Mastercardは4.50%に
📅 2026年10月9日 公開
三菱UFJカードやNICOSカードを海外旅行や海外のネットショップで使っている人は、2026年11月から請求額の計算が変わります。外貨での利用分を円に換算するときに上乗せされる事務処理手数料(いわゆる海外事務手数料)が、すべての国際ブランドで引き上げられるためです。ここでは三菱UFJニコス公式のお知らせに書かれている内容だけを、変更点・適用日・対象外・やることに分けて整理します。
この記事の要点
- 三菱UFJニコスは外貨ショッピングの円貨換算時の事務処理手数料を改定する。改定後はVisa・Mastercardが税込4.50%、JCBが税込4.34%、アメリカン・エキスプレスが税込4.30%。
- 改定前はVisa・Mastercardが税込3.85%、JCBが税込2.04%、アメリカン・エキスプレスが2.00%で、JCBとアメリカン・エキスプレスの上げ幅が大きい。
- 適用は三菱UFJカードが2026年11月16日(月)、NICOSカードが11月6日(金)のご利用分から。売上データの受信日によっては開始日前の利用でも新しい手数料になる場合がある。
- 一部のカードは対象外。JALカードはアメリカン・エキスプレスが税込3.43%に改定され、Visa・Mastercardは従来どおり税込3.63%。
何が変わる?外貨での買い物を円に換算するときの手数料が上がる
三菱UFJニコスの公式のお知らせによると、外貨でのショッピング利用代金を円貨へ換算する際に為替レートへ加算する事務処理手数料が改定されます。対象は三菱UFJニコスが発行するクレジットカードと、フランチャイジー各社が発行するカードです(一部のカードは対象外)。海外の店舗での支払いだけでなく、日本語のサイトでも決済通貨が外貨になっている海外のネットショップやサブスクリプションの支払いも、外貨建ての利用として同じ扱いになります。改定されるのは換算時の手数料で、カードの年会費やショッピングのポイント還元率についての変更は、このお知らせには含まれていません。
改定前と改定後の手数料率|JCB・アメックスは2%台から4%台へ
Visa・Mastercardは税込3.85%から4.50%への引き上げです。上げ幅が大きいのはJCBとアメリカン・エキスプレスで、JCBは税込2.04%から4.34%、アメリカン・エキスプレスは2.00%から4.30%になります。公式の注記では、改定後のJCBはJCBが定める1.60%と三菱UFJニコス分2.49%(税込2.74%)の合計、アメリカン・エキスプレスはアメリカン・エキスプレスが定める2.00%と三菱UFJニコス分2.09%(税込2.30%)の合計とされています。計算上は、海外で10万円分を使った場合の手数料がVisa・Mastercardで約3,850円から約4,500円に、JCBで約2,040円から約4,340円になります。
| 国際ブランド | 改定前(税込) | 改定後(税込) |
|---|---|---|
| Visa | 3.85% | 4.50% |
| Mastercard | 3.85% | 4.50% |
| JCB | 2.04% | 4.34% |
| アメリカン・エキスプレス | 2.00% | 4.30% |
いつの利用分から?三菱UFJカードは11月16日、NICOSカードは11月6日
適用開始は、三菱UFJカード会員が2026年11月16日(月)ご利用分から、NICOSカード会員が2026年11月6日(金)ご利用分からです。カードの種類によって開始日が10日ほど違うので、手持ちのカードがどちらに当たるかを会員サイトで確認しておきましょう。また公式のお知らせでは、開始日より前の利用分であっても、売上データの受信日によっては新しい手数料が適用される場合があるとしています。海外のホテルやレンタカーなど、利用から売上の確定まで日数がかかる支払いは、10月下旬〜11月上旬の利用でも改定後の手数料になる可能性があります。
対象外のカードとJALカードの扱い|公共料金のポイントも別途変更
公式のお知らせでは一部のカードが対象外とされています。JALカードの場合、アメリカン・エキスプレスは改定後税込3.43%となり、Visa・Mastercardは従来どおり税込3.63%を加算したレートで換算されると案内されています。なお三菱UFJニコスは2026年9月14日付で、公共料金(電気・ガス・水道)・税金・保険料・通信費の支払いに対する基本ポイントの付与率を引き下げることも発表しています。グローバルポイントは1,000円ごとに1ポイントから5,000円ごとに1ポイントへの変更で、2027年1月12日(火)ご請求分からの適用です。対象カードは公式の対象カード一覧で確認できます。
いま確認しておきたいこと|海外で使うカードの手数料率を把握しておく
国内での利用が中心の人には直接の影響はありません。海外旅行や海外のネットショップで三菱UFJカード・NICOSカードを使っている人は、次の3つを確認しておきましょう。①手持ちのカードが三菱UFJカードかNICOSカードか、対象外のカードかを会員サイトで確認する。②年末年始など11月以降に海外へ行く予定がある場合は、手持ちの他社カードの海外事務手数料と比べて、どのカードで支払うかを決めておく。③海外のサブスクや外貨建てのネットショッピングを毎月このカードで払っている場合は、支払いカードを変えるかどうか検討する。なお、現地で「日本円で払うか」と聞かれたときは、加盟店側の換算レートが上乗せされる場合があるため、現地通貨建てを選ぶのが基本です。
よくある質問
Q. 国内でしか使わない場合も影響はありますか?
A. ありません。改定されるのは外貨でのショッピング利用代金を円に換算する際の事務処理手数料です。ただし、日本語のサイトでも決済通貨が外貨の海外ネットショップやサブスクは対象になります。
Q. 10月中に海外で使った分は改定前の手数料ですか?
A. 原則は改定前ですが、公式のお知らせでは、開始日より前の利用でも売上データの受信日によっては新しい手数料が適用される場合があるとしています。開始日は三菱UFJカードが2026年11月16日、NICOSカードが11月6日のご利用分です。
Q. JALカードも同じ率になりますか?
A. 公式のお知らせでは、JALカードはアメリカン・エキスプレスが税込3.43%に改定され、Visa・Mastercardは従来どおり税込3.63%とされています。
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