ホテル予約・チェックインでのクレジットカードの扱い
📅 2026年8月16日 公開
ホテルにチェックインするとき、「カードをお預かりします」と言われた経験はありませんか。これはデポジット(保証金)と呼ばれる手続きで、実際の請求とは別に与信枠が一時的に押さえられる場合があります。仕組みを知っておくと、旅行中の想定外を避けられます。
デポジット(保証金)とは何か
ホテルのデポジットは、滞在中の飲食やルームサービス、備品の破損などに備えて、あらかじめ支払い能力を確認しておく仕組みです。クレジットカードの場合は、宿泊料金とは別に一定額の与信枠を確保する「オーソリ(承認)」という処理が行われることが一般的です。実際に請求されるわけではありませんが、その金額分だけカードの利用可能額が一時的に減ります。金額はホテルのグレードや滞在日数によって異なります。
利用可能額が一時的に減ることに注意
オーソリで押さえられた枠は、チェックアウト後に解除されますが、反映までに数日から数週間かかる場合があります。長期滞在や複数のホテルを移動する旅行では、この一時的な確保が積み重なり、利用可能額が思ったより少なくなることがあります。旅行前には限度額に余裕があるかを確認しておくと安心です。心配な場合は、限度額の一時引き上げを事前に申請するか、別のカードを予備として持っていくとよいでしょう。
予約したカードと違うカードで支払えるか
オンライン予約時に登録したカードと、実際に支払うカードを変えたい場合、多くのホテルでは対応してもらえますが、プランによっては事前決済で変更できないこともあります。また、チェックイン時には予約者本人名義のカードの提示を求められるのが一般的です。家族や同僚の予約に相乗りする場合は、名義の扱いを事前に確認しておくとスムーズです。海外のホテルでは、この本人名義の確認が特に厳格な場合があります。
海外のホテルで気をつけたいこと
海外では、デポジットの金額が日本より高めに設定されることや、現金では受け付けずクレジットカードのみとするホテルもあります。またチェックアウト時に日本円建てでの決済を提案されることがありますが、その場でのレート換算は不利になることがあるため、原則として現地通貨建てを選ぶのが無難です。カードの海外事務手数料は基本的にどちらを選んでもかかるため、レートの上乗せがある分だけ日本円建ては割高になりやすい点を覚えておきましょう。
チェックアウト後に確認しておくこと
チェックアウト時には明細を受け取り、身に覚えのない項目がないかその場で確認しましょう。特にミニバーやルームサービスの誤請求は、その場なら訂正が容易です。帰宅後もカードの利用明細で、デポジットの解除と最終的な請求額が正しいかを確認します。二重に請求が計上されているように見える場合、オーソリ分がまだ解除されていないだけのこともあるため、しばらく待っても消えないときにカード会社へ問い合わせるとよいでしょう。
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